ANA国内線【PR】
水彩画テラスのブログ
suisai1.exblog.jp

水彩画家 福井良佑がつづる水彩雑記(水彩&スケッチの描き方・楽しみ方/季節の風景・日記) リンクフリーです                             since11・25・2005        

by suisai1
ライフログ
リンク
カテゴリ
タグ
最新のコメント
manmaruさん、k..
by 福井 at 20:49
ひゃーーΣ(・д・;ノ)..
by kurage3gou at 02:42
スケッチ会の企画あるんで..
by まんまるまるこ at 09:05
manmarumaru..
by 福井 at 14:22
去年に引き続き、またして..
by manmarumaruko1716 at 04:47
以前の記事
お気に入りブログ
検索
ファン
XML | ATOM

skin by excite
カテゴリ:水彩技法・描き方
  • 水彩画の描き方INDEX
    [ 2010-06-16 23:58 ]
  • 静物画の描き方1(中盤)
    [ 2009-11-11 21:21 ]
  • 静物画の描き方1(序盤)
    [ 2009-10-30 21:25 ]
  • 薔薇を描く(その2 完成へ)
    [ 2009-02-28 21:39 ]
  • 薔薇を描く (その1)
    [ 2009-02-22 10:21 ]
  • 鎌倉高校前を描く(その2 下塗り)
    [ 2009-02-02 18:43 ]
  • 鎌倉高校前を描く(その1 鉛筆下絵)
    [ 2009-01-31 14:26 ]
  • 水彩と色鉛筆の併用(鎌倉、覚園寺)
    [ 2009-01-12 20:03 ]
  • 湘南の風景2 完成
    [ 2007-10-31 14:12 ]
  • 1点目が完成(湘南の風景)
    [ 2007-10-08 00:30 ]
水彩画の描き方INDEX
今までに、ブログやホームページでご紹介した「水彩画制作プロセス」を集めてみました。
解説としては不完全な部分もありますが、よかったらご覧ください。


水彩画制作プロセス初級編 

(風景画の基本的な描き方)
   「レストランのある路・ベネチア」
※ホームページに掲載



水彩画制作プロセス上級編

(水面にマスキング液を使う)
   「レマン湖の朝」
※ホームページに掲載


静物画の描き方
   「葡萄とティーポット」
序盤
中盤~完成
※ブログに掲載



薔薇の描き方

   「薔薇」
序盤
中盤~完成
※ブログに掲載


湘南の風景を描く
   「湘南慕照・鎌倉高校前」
鉛筆下絵
下塗り
塗り重ね
仕上げ
※ブログに掲載



お寺の鐘楼を描く

   「鎌倉・覚園寺」
(水彩と色鉛筆との併用)
※ブログに掲載



風景画制作日誌

(1枚の水彩画を描いたときの覚書き)
   「秋深む休日・葉山」
※ ホームページに掲載







by suisai1 | 2010-06-16 23:58 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(2)
静物画の描き方1(中盤)
静物画2点の続きです。

葡萄のある静物
洋ナシの陰影部分を彩色し、すかさず彩色部分と白地部分の境目をぼかします。
(ぼかしに使用した筆=アクリル製の平筆8号/これに水を僅かに含ませ、ゴシゴシと筆を動かしながらぼかす訳です)
前回の手順で、葡萄全体に大まかな下地色を彩色してあったので、ここで面相筆で葡萄を1個づつ描いてゆきます。
布の陰影を(洋ナシと同じ要領で)ぼかしながら描きます。(ぼかしに使用した筆=アクリル製の平筆8号・12号、面相筆の中)
全体の雰囲気が出来てきました。完成まで7~8割の出来といったところです。次回は細部描きこみ、コントラストを調整して完成させたいと思います。


ワインのある静物
皿の上の野菜(ミニトマト・レモンなど)に本来の派手な色を塗ります。(野菜への彩色は今回で2度目ですが、このように重ね塗りをする時は、予め塗ってあった色がとれないように細めの柔らかい筆を使います)
オリーブオイルの瓶の色の強いところをに彩色し、更にコントラストを上げます。乾いたら、瓶のほぼ全域をに黄色を(面相筆の中で)彩色します。
銀製のグラスに移り込んだ模様(周りの風景)を面相筆で描きます。この模様がある程度はっきりさせた方が金属の質感が出ると思います。つづいて左のグラスを描きます。絵全体の出来がまだ7割ぐらいなので、描きこみ過ぎないように気をつけます。
今日はここまでです。この絵も葡萄の絵と同じく、7~8割ぐらいの完成度でしょう。完成に向けて気を付けたいことは、背景(バック)をいかに自然に描くかということです。にじみが出しゃばり過ぎて、シュールな感じにならないと良いのでが ・・。

ではまた・・・。

プロセス①へ


にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
にほんブログ村




完成までのプロセスはこちら
by suisai1 | 2009-11-11 21:21 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(11)
静物画の描き方1(序盤)
横浜の石川町で開講している特別講座で、静物画を描きました。
静物画はまずモチーフ選びに始まり、各々の質感や色の違い、それによる技法選択と、楽しさが尽きず、飽きのこないジャンルです。今日から授業の実演で描き始めた静物画2点の制作プロセスをご紹介していきたいと思います。下の写真2枚は先日教室で撮影したものです。
天気の良い日に取ったので、陰影がとても綺麗でした。


今日から「ワインのある静物」(写真上)と「葡萄のある静」(写真下)の制作プロセスを、ほぼ同時進行でご紹介して行きます。

「ワインのある静物」
サイズ=395×340mm 使用水彩紙=ウォーターフォードホワイト
手順1:鉛筆デッサンと塗り始め 
鉛筆デッサン:彩色後に鉛筆の線が目立ち過ぎないように細い線で、そして明るい色
を塗る予定の箇所の線は薄く、暗い色を塗る箇所やコントラストの強い部分は比較的
濃い線で描きました。

絵はスキャナーで撮影しましたが、ブログのとの相性でしょうか、少々画像が乱れて見えます。
クリックして拡大画像をご覧になると幾分見やすいと思います。

光源(太陽光)は左から来ています。
それを意識しながら瓶の影、ラベルの影を大まかに塗ります。

モチーフの影を塗り一段落、陰影の色は単一にならないよう
微妙な色合いを出すように心がけました。

ぼかしで背景を彩色します。背景の彩色は本来はにじみで行った方が簡単にできるのですが、ややクッキリの色を配置したかったので、大まかなにじみよりもぼかしを選択しました。
この作品は今日はここまで・・、

続いて2作目「葡萄のある静物」の制作プロセスです。
葡萄のある静物
サイズ=375×345mm 使用水彩紙=ウォーターフォードホワイト 
手順1:鉛筆デッサンと塗り始め 

この絵の最大の見せ所、ガラスポットを描きます。ガラス器を描く最大のポイントは(光が反射する)白い部分を絶対に塗り残すことだと思います。そして色の暗い(強い)部分はクッキリとシャープになるように塗るとガラスの質感が出ます。
葡萄を塗り始めます。最初は大まかな陰影だけを描くに止めておきます。
ポットの中の紅茶をにじみで描きます。布に写ったホワッとした紅茶の色を見て、直ぐににじみで描こうと思いました。
右のガラス器の影を描きます。縞模様になっていて実に面白い!絵心をそそります。

布・果物の陰影を描きます。色の境目(光の当たる明るい分と影の境目)を水をわずかに含ませた筆ゴシゴシとぼかし、立体感や柔らかさを出します。

今日のプロセスはここまでです。次回は近日中にUPします。


プロセス2へ



にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
水彩画ブログ


美しい写真の本






by suisai1 | 2009-10-30 21:25 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(9)
薔薇を描く(その2 完成へ)
葉を描き込みます
いつも葉は実物よりやや薄く描くようにしいます。
主役である花を引き立たせるには、ちょっと控えめに、特に後ろの
葉は結構淡く描くようにしています。


花を描き込みます
薔薇はとてもボリュームのある花です。前の時点で、大まかに
陰影をつけただけだっ花に、微妙な濃淡を描き入れ、立体感
を出します。続いて、花びらの奥まった所などの細かな陰影も
描き込みます。
 ※細かい陰影は面相筆で彩色し、面相筆でぼかしています。

再度バックを描きます
花や葉を描き込むと、やはりバックが薄く見えてきます。
バックを部分的に水で濡らし、色を置きます。既に彩色してある
色の流れを崩さないよう気をつけながら色を置きます。


最後に全体の濃淡をチェックします
最後の仕上げはやはり、全体の濃淡のバランスをチェックする
作業です。花や葉でちょっとコントラストが弱い部分が何箇所か
あったので、アクセントをつけました。
ここで完成です!

画像をクリックしてください。拡大画像が表示されます。

皆さん、またまたお付き合いいただき、ありがとうございました!
ご意見などお聞かせいただければ幸いです。

次回は個展(5月7日~13日)のご案内と出品作の一部をご紹介
いたします。  ではまた・・。



人気ブログランキングへ



by suisai1 | 2009-02-28 21:39 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(26)
薔薇を描く (その1)
皆さんこんにちは^^
今回は「薔薇」です。
僕は花を描く時、咲いている状態をそのまま描くのではなく、
良いなと思う花、アングルを個別にスケッチしたり、写真を
撮ったりして、それを勝手にレイアウトしています。
つまり、薔薇のイイとこ取りです・・。今回は大輪の薔薇を
数輪画面に配置し、描いてゆきます。薔薇の取材場所は
鎌倉の由比ガ浜にある「鎌倉文学館」です。
昨年の10月末に咲いていた形のよい薔薇をデジカメで
パチパチ、ラフスケッチも少々、それを基にの制作です。
落ち着いた雰囲気のばら苑。鎌倉文学館の薔薇は
大輪が多い。
全画像をクリックしてご覧下さい。拡大画像が表示されます。 

薔薇を描く (その1 塗り始め、塗り重ね) 

下絵を描きます
まず資料(デッサンや現地で撮った写真)を参考にしながら、
画面のどの位置にどの薔薇を配置するかを決めます。
配置がきまったら、2Hの鉛筆を使い力をいれず、淡い線で
花や葉を描いてゆきます。鉛筆で大体描き終わったら、
面相筆(極細の和筆,色は淡い赤茶)で描いています。
筆で線を描いたら、余分な鉛筆線は練りゴムで消します。
花は鮮やかな色のものが多く、鉛筆だと黒い線がちょっと
邪魔になります。赤茶の絵の具線で描くことによって、
彩色した時の色に自然になじんでくれます。
(紙=アルシュ荒目・425×310㎜)


塗り始めます
やはり花が主役、まず花に陰影をちょっとつけて、イメージを
確かめたいというか、その絵の先行きを早く見たいのです。
何輪かの花や葉に色を塗り、絵の雰囲気をつくります。



全体に塗りすすめます
全体のバランスに注意しながら葉と花を平行し塗り進めて
いきます。花は光のあたる明るい箇所は塗らないように、
葉は暗い部分を中心に塗ります。
(※花びらの陰影は主にぼかしで描いています。)



バックをにじみで彩色します。
ここまでくると、やはりバックに色をつけたくなります。
彩色したい箇所を水で濡らし、太めの筆でポンポンと置いて
いきます。時々花にもバックと同じ色を置きます。

全体に色がついてきました。でもここからが長い・・・。



次回は花や葉の細部を描き込み、一気に完成させたいと
思います。UPは28日(土)ごろです。 ありがとうございました。  


薔薇を描くその2 完成へ


にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
↑ポチッとネ♪




by suisai1 | 2009-02-22 10:21 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(10)
鎌倉高校前を描く(その2 下塗り)
さあ、どこから塗ろう・・、楽しみでもあり、少しだけ緊張する瞬間でもあります!僕は大抵、主役から塗り始めますが、今回の絵は夕陽と手前風景とのコントラストがポイントなので、手前の地面から始めることにしました。 塗る面積がとても広いので、間延びしないように気をつけなくては・・。 
制作の前に・・、この絵の狙いを一言。
「湘南は懐かしい青春の想い出、今もまた愛すべき憩いの場所、今沈もうとしている陽が切なくもあり、また明日への希望でもあり・・、夕陽・・・・、また明日・・。」 すみません、ブツブツと呟いてしまいましたが、以上のような気分で描き進めて行こうと思います。題名はまだ未定ですが・・、「湘南慕照」とでもしておきましょう・・。

制作その2 下塗り=手前の地面から~
まず手前の無機質なコンクリート地面に、僕なりに感情を込める意味で、にじみを主体に塗り進めていこうと思います。


彩色の前にマスキングをします
線路の光った部分と江ノ電のヘッドライトの部分は最終的に明るくしたいので、竹ペンでマスキング液を塗っておきます。
このぐらいならマスキング無しで・・、とも思いましたが、白く塗り残す煩わしさより、マスキングの手間の方を選ぶことにします。
写真上左=クサカベ社製マスキングリキッド、水性なので水を足して濃さを調節できます。
写真下=反射して光っている部分がマスキング゙液を塗った箇所です。


彩色の前に何種かの色を作っておきます

画面が大きいので、大量の水と絵の具が必要です。たっぷりの水で溶いた絵の具を数色ほど作っておきます。




地面全体に水を塗ります

乾いた紙に直接絵の具を塗って
も構わないのですが、なにしろ
面積が広いわけです。
画面に水を塗っておいた方が、
筆跡が残ることも無く、落ち着
いて作業することが出来ます。



地面を塗り始めます

さあ、彩色です!溶いた絵の具
を14号の平筆にたっぷりと含ま
せ、大らかに塗って行きます。
箇所によって他の色(上記の
用意しておいた色)も塗ります。




濃い色を置き、濃淡をつくります

色を濃くしたい所は絵の具を
置くようにすると、そこだけ
絵の具が溜まり、濃くなり
ます
※これを溜め塗りといいます




複数の色をにじませながら、画面半分ちかくまで一気に彩色します。



水や薄い色を置き、変化をつけます

画面が濡れている
うちに水や薄い色
を所々に置きます。
するとそこだけパァッ
と明るくなり、面白い
表情が生まれます。


続いて江ノ電も上と
同じ要領でにじませ
、水を置きます。









地面の下塗りは一応ここで終了です。後で色を塗り重ねていきますので、
にじみの模様がこの位はっきりしていた方が良いと思います。


空の青い部分を彩色します
雲間から見える青い空の部分を彩色します。青い部分は何箇所かありますが、
一箇所を青く塗ったら直ぐにティッシュを丸め、先端を水で濡らし、上写真右
のように色の境目をポンポンと軽くたたいてぼかします。
この要領で他の青部分もぼかします。
空の色は水平線に近づくほど淡くなります。上写真下段のように下方の空は
色を水で薄くして塗り足し、グラデーションをつくります。

空の青部分の彩色は終了です。雲の形が出てきました。

水平線付近を再び水で濡らし、夕陽の色のオレンジを塗ります。



ここで下塗りは終了しました。
次回は地面の塗り重ね、踏み切りの細部、雲の陰影などを中心に塗り進めて
いきます。 多分金曜か土曜日になると思います。では、また・・^^。

→つづき(その3へ)




にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
↑ポチッとネ♪





by suisai1 | 2009-02-02 18:43 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(13)
鎌倉高校前を描く(その1 鉛筆下絵)
今年も5月に京橋の画廊で個展があります。今日はその出品作品の一つを、描きはじめから完成まで順を追ってご紹介します。少々長く(今日を含め全4回)なりますが、興味を持って下さる方、どうぞお付き合いくださいませ。

取材地は江ノ電の「鎌倉高校前駅」のすぐそばの踏み切りです。昨年の11月のことです。何かいい風景がなかなぁ~と、海岸沿いの国道を歩いていたら、、日が暮れそうになりました、その瞬間です。そ、そ、空が・・、上方は濃いブルー、水平線近くは明るいオレンジで、それは美しいグラデーションになっているではありませんか。そして晩秋特有のちぢれた雲が湘南の風景をよりドラマッチックにしています。 うっとり♪として暫く見入ってしまいました。

なんとバランスの良い雲の形でしょう!
 
鎌倉高校前駅付近の踏み切り  絵になる踏み切りはそうそう有りません。

江ノ電を主人公にしよう・・



制作その1(紙選びと鉛筆下絵)
使用する水彩紙はアルシュの荒目(ブロック)です。470×335㎜と比較的大きな作品なので、目が荒い方が迫力が出ると思いました


水張りしました。
アルシュのブロックは(側面が)しっかりと糊付けされていて波打ち(紙が水気を含むとデコボコになること)はあまりしませんが、じっくりと描くにはやはり限界があるようです。紙の裏に刷毛で水を塗り、水張り用紙テープで木製パネルに貼り付けました。


鉛筆下絵
僕はこの段階が好きです。どんな構図にしようか・・、どこをにじませようか・・、この箇所を濃く塗ろう、などとイメージを膨らませながら鉛筆で線を描いています。構図に関しては、素材が素晴らしいので殆どいじりませんでした。
下絵部分  
アルシュの荒目はかなりザラザラしているので、ちょっと描きにくい  



ごめんなさい!今日はここまでしか出来ませんでした。次回その2
(塗り始め)は2,3日後にUPいたします。
 →つづき(その2へ) 


にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
↑ポチッと♪


by suisai1 | 2009-01-31 14:26 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(10)
水彩と色鉛筆の併用(鎌倉、覚園寺)
水彩はにじみやぼかし、かすれ等の技法を使い分ければ、ありとあらゆる表現が可能です。
しかし、細密な絵を描きたいときは、水彩ではなく色鉛筆が最も適していると思います。
両者の良い所を取って描いたら面白いなぁと、日ごろから思っていました。
今回は鎌倉にある覚園寺というお寺を、水彩と色鉛筆の併用で描いてみました。
「うーん、侘びや寂を感じさせるお寺・・」などとつぶやきながら描いた絵がこれです。どうぞご覧ください。
覚園寺は谷戸(鎌倉市二階堂)囲まれた静かで趣のあるお寺です。「境内にある半鐘が小さいながらも、
実に良い形をしていて、以前から描いてみたいと思っていました。

「緑陰」(鎌倉・二階堂/覚園寺/水彩と色鉛筆の併用
315×240㎜/紙=ワーグマン)

主に鐘楼の柱の木目部分、屋根の微妙な陰影、に色鉛筆を使用しています。

屋根の組み木部分をはっきりとさせながら、微妙な陰影色をつけたかったので、色鉛筆を大分使いました。

色鉛筆はメーカーによって芯が硬いものから柔らかいものまで様々です。
私は硬めの色鉛筆で少しづつ描くのが好きなので、スワン・スタビロ社
(ドイツ)・ステッドラー マルス社(ドイツ)の色鉛筆を愛用しています。
(私が知る限りでは、ステッドラー マルス社製とスワン スタビロ社製が最も硬質です。) 
それから派手さを抑えた美しい色が数多く揃うファーバー・カステル社
の色鉛筆もなかなか気に入っています。
3社すべてドイツ製なんですね、すごいなあ~。
(左3本=ファーバー・カステル社の色鉛筆、中央2本=スワン・スタビロ社の色鉛筆、
 右2本=ステッドラー マルス社の水彩色鉛筆)


使用した色鉛筆の色について一言・・。基本的に彩色した水彩絵の具
の色と似たような色を使っています。正確には、それよりもやや濃い色と
言った方が良いでしょうか。屋根部分には黒・こげ茶系・渋い紫・ウルトラ
マリンなどを使い、柱部分には、渋い茶・ベージュなどを使っています。


以上、水彩と色鉛筆の併用についてでした。
水彩画で細部を描くのが苦手という方には是非お勧めです。


にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
↑よかったらポチっと♪



by suisai1 | 2009-01-12 20:03 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(10)
湘南の風景2 完成
あれから 事務的な用事や雑用が重なり、いたずらに時が流れていきました。絵を描く時間がないと不安になるのは絵描きの性分でしょうか。

少しづつ描き進めてきた”湘南の絵、第2弾 葉山の「カフェ・ド茶屋」がようやく完成しました。しかし描き上げた瞬間はいつも満足感より虚脱感の方が先に発ってしまいます。そしてこの絵を人に見せるまではこの気持ちが続きます。日本画家の小泉淳作先生が著書の「アトリエからの眺め」でこんなことを書かれているのを思い出しました。「私は一応絵を描き上げたら、その絵を裏返しにして絶対に見ないようにする。2~3日後改めて見直すと何処がおかしいのかが分かる。もしおかしくたかったら その絵は完成している。」と・・。この文章を読んだとき、私は心の底から感動しました。制作中 高ぶったご自分お気持ちを冷やし、客観的な目が戻ってくるのをじっと待つ、「絶対に見ない」という一言は先生の経験や哲学が凝縮されているような気がします。蓋し名言です・・。

話を”自分の絵”に戻します。、この「カフェ・ド茶屋」は実は3日前に完成しているのです。小泉先生のように絵を裏返しに、3日後の今日改めて見ました。「良いのかそうでないのか」正直なところ分かりませんでした。しかし、もう少しメリハリをつけなくてはと感じたので、細い筆でアクセントを要所要所に入れました。絵は密度がなくてはいけない、でも描きすぎも良くない・・。今日が完成日だと思い先ほど筆を置きました。

今回も1作目「逗子マリーナのレストラン」同様に制作日誌をしたためました。すこし長い記事になったので「水彩画テラス ・ホーム」内「風景水彩画 制作日誌」に掲載しています。よかったらご覧下さい。


「秋深む休日」(水彩/46,5×35,5㎝/アルシュ)


にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
↑その他の絵画いろいろ・・




by suisai1 | 2007-10-31 14:12 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(4)
1点目が完成(湘南の風景)

「水色の耀く朝」(水彩/46×34㎝/ワットマン)
「湘南の風景」の1点目「逗子マリーナのレストラン」が先ほど完成しました。
描き始めた時点で、この絵が最も描きやすいと思っていましたが、全く逆
でした。描き進むにつれて建物の硬い感じが出すぎて、柔らかい空間が
消えてしまいそうになったのです。水彩画の 描き始めは まだ色が薄く、
画面に空気のようなものが漂っていますが、色を塗り重ねるにつれて
妙に圧迫感のある画面になり、開放的な広がり(や空間)が失われて
しまうことが多々あります。制作終盤は何とかこの空間を保つのに終始
し、完成まで2週間も以上かかりました。



にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
↑人気水彩画ブログ






★よかったら制作日誌もご覧ください★
by suisai1 | 2007-10-08 00:30 | 水彩技法・描き方 | Trackback | Comments(4)