2021年 06月 20日
水彩通信講座「水彩の極意と裏ワザ」6/30配信
私の水彩画通信講座も開設して1年と2ヶ月が経ちました。
現在は11番目の講座「上級者への道・透明水彩の極意と裏ワザ」を作成中です。
6/30の配信に先駆け、今日は裏ワザの一部をご紹介します。
素早く斑模様をつくるには
2021年 02月 02日
春・一期一会
道端に咲いていた花を、ただ通り過ぎるだけで終わるのか
心に響くものにするかは自分次第、
どんな小さな出会いも大切に日々暮らしたいものです。
春の兆し・訪れに 喜びと希望を感じながら描いた
ここ数年の水彩画です
皆さんの心に響くものが少しでもあれば幸いです。
2020年 10月 16日
水彩教室「花々を描く」
今日は私の主宰する「特別水彩画教室2020秋冬」の第3回目を行いました。
教室に沢山の花を配置して、花の写真を撮ったり、デッサンのコツやポイントをお話しまいた。
花のデッサンの主な注意点は、
①線を濃く描かないこと、
②同じ箇所に何本も線を描き入れないで
1本の線で描くこと、
③花瓶にある花を全部描こうとしないで、画面上で
構成するように描く、以上の3点です。
鉛筆の線は水に溶けることをご存知でしょうか。線が濃かったり、多かったりすると、彩色をした
時に水に溶け、グレーにくすみます。折角明るくキレイな色を塗っても台無しです。
特に淡いピンクや黄色などの明るい花は、よほど薄くデッサンをしないと目立ちます。
また、花の数や大きさなどを、その通りに描くと、大抵の場合は画面にキレイに収まりません。
まずは主役となる花を決め、それを中心に構成する気持で描いていきます。主役となる花が
小さかったら少し大きめに描いたり、画面からはみ出すような花があったら、思い切って省いたり、
或いは移動させたりする等の細やかな作業が必要です。
などと解説しながら、デッサンを開始、3時間半余の授業時間はあっと言う間に終了しました。
以下教室の様子と、私が描いたデッサンです。
次回の講座(10/30)では、皆さんが描いたデッサンを基に着彩していきます。
2020年 09月 06日
魚介類の水彩画
ここ1~2年の内に水彩教室で描いた魚介類の水彩画を集めてみました。
描写をすると言うより、生き物の特徴を捉え、滲みやマスキング、
塩などを使い表現を楽しむように心がけました。
『Seafood watercolor』
「アコウダイ」背中や胸、腹など箇所によって表情が
違うので、とても絵心をそそられる。
技法=滲み・塩蒔き・ぼかし/ 尾・ヒレ:点描+ぼかし
「ワタリガニ」甲羅や足に見られる明るい斑点が面白い。
色は実物より鮮やかに描いてみた。
「イカ」微妙な色の変化面白い!透き通るような質感を出すには
紙の白地を生かし、決して塗り込めないように。白抜きも大事。
技法=マスキング:胴体は不要になった筆にマスキング液をつけ、不定形の点を描く。
/足の吸盤は和筆の柄(竹)の後にマスキング液をつけて画面に押すと丸ができる。
「鮎」アユに限らず、背中のグレーをぼかしで描くと川魚になる。
アユは背中のすぐ下と尾・ヒレが黄色い。腹はブルー系。
「伊勢海老」ゴツゴツした質感を出す為に、彩色したら塩を蒔き、
更にその上から色を置く。するとブツブツとした表情になる。
技法=滲み・バックラン・塩蒔き・塗り残し