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福井良佑の水彩画 Watercolor Terrace

暑中お見舞い申し上げます
水彩の川柳をつくりました_f0006171_18262015.jpg
                          「雨上がりの朝」


透明水彩に関する極意や注意点を50句の川柳にしてみました。

字余りの句もありますので、どうぞ悪しからず。


水彩画 塗らないことの 大切さ

実物色と 水彩色は 違うもの

デッサンの アタリは薄く 細々と

デッサンは 絵の一部と 理解する

デッサンの 線の強弱 生命線

あせらずに 急がば回れ 下絵描く

塗る時に 初めて分かる 形の狂い

混色に 知っておくべき 色相環

渋い色 補色を混ぜると 簡単に   

色により 違いがありき 透明度 

水彩紙 紙の数だけ 個性あり

水彩紙 思いの他に デリケート

値段でない 描き手が決める 筆の価値

平筆の 使い勝手に 感心す  

塗った色 乾いた薄さに 驚嘆し 

ムラのない 綺麗な塗りは たっぷりと

恐々(こわごわ)と 塗ると必ず ムラになる

重ね過ぎ いつしか消えゆく 透明感

重色の 回数減らし スッキリと 

重色を 出来ない紙は リフティング

塗る前に イメージすれば 迷いなく 

待つことは キレイに仕上げる 極意なり

濡れ具合 気にかけながら 滲ませる

柔らかな 風合い楽しむ 滲みかな

筆を寝せ そっと擦るが ボカシかな

スムーズに ぼかし出来たら 一人前 

水加減 絶えず変えるは 上級者    

遠近感 遠くは薄く やや青に 

どこからの 光か分かり 陰影(かげ)描ける

立体感 重視するなら グリザイユ

グリザイユ 豊富なグレーで 楽しんで

物の色 囚われ過ぎは 不自然に 

技よりも もっと大事な 観察眼

自分の目 錯覚すると 自覚する

見逃すな 微弱なトーンが カギになる 

写真見て 鵜呑みするは 危険なり 

筆圧や 速さを変える 筆さばき

風景は まずは切り取る 作業から

構図とは 主役を生かす 設計図  

技よりも 心を持って 望むべし

失敗を 発見と考える 心持ち

失敗を 覚悟で進む 勇気かな

丁寧に 描く人必ず 上手くなる

丁寧に 時には大胆 極意なり

楽しんで 描いた水彩 魅力あり

様々な ルートがありき 手順かな

実物に そっくり描くは ほどほどに

描き始め どこから描くかは 人次第

終盤は 塗り込めないで アクセント

仕上げには 早る気持ちを 抑え込み 



# by suisai1 | 2021-07-30 18:23 | 水彩画 | Trackback

私の水彩画通信講座も開設して1年と2ヶ月が経ちました。

現在は11番目の講座「上級者への道・透明水彩の極意と裏ワザ」を作成中です。

6/30の配信に先駆け、今日は裏ワザの一部をご紹介します。


素早く斑模様をつくるには

水彩通信講座「水彩の極意と裏ワザ」6/30配信_f0006171_22581213.jpg

糸杉です。講座ではこの複雑な表情をとても簡単につくる方法を
紹介しています。この先をご覧いただくには、すみませんが受講料が
必要ですが、ヒントを少し・・「彩色面にあるものを蒔きます」
塩ではありません。



     素早くドット(斑点)をつくるには
水彩通信講座「水彩の極意と裏ワザ」6/30配信_f0006171_21225574.jpg

龍安寺の石です。石の表面に細かい点々が見えますね。
筆で描いたら大変ですが、あるものを使うとあっという間に
出来上がります。何を使うか・・、ヒントはブツブツ
したものを使います。どなたの家にもある物です。


その他の裏ワザ
この11番講座では裏ワザをいくつも掲載していますが、
以下4つをご紹介します。

ウォッシュの腕を上げるには
ウォッシュをご存知の方は多いと思いますが、たっぷりの水で溶いた
色をキレイに且つ均等に塗る技法です。この技法を手短かに
上達させる方法を紹介しています。

小さな塗り残しをつくるには
葉の虫が食った小さな穴、樹木の葉の隙間やなど、小さな塗り残しを
沢山したい時に、大抵の方はマスキング液を使いますね。
私はその作業が面倒なので、ある方法で塗り残します。

細くシャープな線を描くには
面相筆などの極細の筆を使って線を描いても、太くなってしまうことが
あります。ちょっと工夫をするだけで、細くシャープな線が
誰でも描けるようになります。

ガッシュで自然なハイライトにするには
制作の最後にガッシュの白を使ってハイライトをつくる作業は多くの方
が試みていると思います。でも白を塗っても何となく違和感がある
思いませんか。それは白いガッシュの色自体に問題があるからです。
これは答えを言わなくても分かる方はいると思います。

以上11番講座の裏ワザのページの一部をご紹介しました。

興味のある方は私の通信講座を覗いてみてください。


透明水彩 通信教育
福井良佑の自宅で学べる水彩レッスン講座

全11講座
1番〜10番講座 各3500円
配信済み

11番講座「透明水彩の極意と裏ワザ」3800円
6月30日 配信
3ページ構成 画像数=161





# by suisai1 | 2021-06-20 22:42 | 水彩 通信講座 | Trackback

春・一期一会


道端に咲いていた花を、ただ通り過ぎるだけで終わるのか

心に響くものにするかは自分次第、

どんな小さな出会いも大切に日々暮らしたいものです。


春の兆し・訪れに 喜びと希望を感じながら描いた

ここ数年の水彩画です


皆さんの心に響くものが少しでもあれば幸いです。


春・一期一会_f0006171_18162788.jpg

「麗らかな日」

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「花匂ふ」鎌倉・瑞泉寺

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「立春の日に」


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「春告げ」

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「爛」鎌倉・鎌倉山

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「のどけき日」

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「花々・光の朝」








# by suisai1 | 2021-02-02 17:33 | 水彩画 | Trackback

水彩教室「花々を描く」

今日は私の主宰する「特別水彩画教室2020秋冬」の第3回目を行いました。


教室に沢山の花を配置して、花の写真を撮ったり、デッサンのコツやポイントをお話しまいた。


花のデッサンの主な注意点は、

①線を濃く描かないこと、

②同じ箇所に何本も線を描き入れないで

1本の線で描くこと

③花瓶にある花を全部描こうとしないで、画面上で

構成するように描く、以上の3点です。


鉛筆の線は水に溶けることをご存知でしょうか。線が濃かったり、多かったりすると、彩色をした

時に水に溶け、グレーにくすみます。折角明るくキレイな色を塗っても台無しです。

特に淡いピンクや黄色などの明るい花は、よほど薄くデッサンをしないと目立ちます。


また、花の数や大きさなどを、その通りに描くと、大抵の場合は画面にキレイに収まりません。

まずは主役となる花を決め、それを中心に構成する気持で描いていきます。主役となる花が

小さかったら少し大きめに描いたり、画面からはみ出すような花があったら、思い切って省いたり、

或いは移動させたりする等の細やかな作業が必要です。


などと解説しながら、デッサンを開始、3時間半余の授業時間はあっと言う間に終了しました。


以下教室の様子と、私が描いたデッサンです。

水彩教室「花々を描く」_f0006171_19313475.jpg
ダリア、小菊、ケイトウなど

水彩教室「花々を描く」_f0006171_19323464.jpg
この季節ならではのモチーフ。アジサイ、ハス、ほおずき
等のドライにおもちゃカボチャ。

水彩教室「花々を描く」_f0006171_19315304.jpg
ハスかアジサイが主役?


水彩教室「花々を描く」_f0006171_15403904.jpg
ベコニア

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薔薇は今が旬、吾亦紅で秋の雰囲気に。

水彩教室「花々を描く」_f0006171_19325854.jpg
花々。下の絵は私の参考作品。

水彩教室「花々を描く」_f0006171_20495744.jpg
ダリアは明るいオレンジ、小菊は白、ということで、薄いデッサンを
心がけました。


水彩教室「花々を描く」_f0006171_20500178.jpg
薔薇と吾亦紅を少し描いたところで時間切れとなりました。


次回の講座(10/30)では、皆さんが描いたデッサンを基に着彩していきます。


# by suisai1 | 2020-10-16 20:57 | 水彩技法・描き方 | Trackback