水彩と色鉛筆の併用(鎌倉、覚園寺)
水彩はにじみやぼかし、かすれ等の技法を使い分ければ、ありとあらゆる表現が可能です。
しかし、細密な絵を描きたいときは、水彩ではなく色鉛筆が最も適していると思います。
両者の良い所を取って描いたら面白いなぁと、日ごろから思っていました。
今回は鎌倉にある覚園寺というお寺を、水彩と色鉛筆の併用で描いてみました。
「うーん、侘びや寂を感じさせるお寺・・」などとつぶやきながら描いた絵がこれです。どうぞご覧ください。
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覚園寺は谷戸(鎌倉市二階堂)囲まれた静かで趣のあるお寺です。「境内にある半鐘が小さいながらも、
実に良い形をしていて、以前から描いてみたいと思っていました。

「緑陰」(鎌倉・二階堂/覚園寺/水彩と色鉛筆の併用
315×240㎜/紙=ワーグマン)

主に鐘楼の柱の木目部分、屋根の微妙な陰影、に色鉛筆を使用しています。

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屋根の組み木部分をはっきりとさせながら、微妙な陰影色をつけたかったので、色鉛筆を大分使いました。

f0006171_2044195.jpg
色鉛筆はメーカーによって芯が硬いものから柔らかいものまで様々です。
私は硬めの色鉛筆で少しづつ描くのが好きなので、スワン・スタビロ社
(ドイツ)・ステッドラー マルス社(ドイツ)の色鉛筆を愛用しています。
(私が知る限りでは、ステッドラー マルス社製とスワン スタビロ社製が最も硬質です。) 
それから派手さを抑えた美しい色が数多く揃うファーバー・カステル社
の色鉛筆もなかなか気に入っています。
3社すべてドイツ製なんですね、すごいなあ~。
(左3本=ファーバー・カステル社の色鉛筆、中央2本=スワン・スタビロ社の色鉛筆、
 右2本=ステッドラー マルス社の水彩色鉛筆)


使用した色鉛筆の色について一言・・。基本的に彩色した水彩絵の具
の色と似たような色を使っています。正確には、それよりもやや濃い色と
言った方が良いでしょうか。屋根部分には黒・こげ茶系・渋い紫・ウルトラ
マリンなどを使い、柱部分には、渋い茶・ベージュなどを使っています。


以上、水彩と色鉛筆の併用についてでした。
水彩画で細部を描くのが苦手という方には是非お勧めです。


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by suisai1 | 2009-01-12 20:03 | 水彩技法・描き方

水彩画家 福井良佑がつづる水彩雑記(水彩&スケッチの描き方・楽しみ方/季節の風景・日記) リンクフリーです                             since11・25・2005        
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