2009年 01月 31日
鎌倉高校前を描く(その1 鉛筆下絵)
取材地は江ノ電の「鎌倉高校前駅」のすぐそばの踏み切りです。昨年の11月のことです。何かいい風景がなかなぁ~と、海岸沿いの国道を歩いていたら、、日が暮れそうになりました、その瞬間です。そ、そ、空が・・、上方は濃いブルー、水平線近くは明るいオレンジで、それは美しいグラデーションになっているではありませんか。そして晩秋特有のちぢれた雲が湘南の風景をよりドラマッチックにしています。 うっとり♪として暫く見入ってしまいました。
なんとバランスの良い雲の形でしょう!
鎌倉高校前駅付近の踏み切り 絵になる踏み切りはそうそう有りません。
江ノ電を主人公にしよう・・
制作その1(紙選びと鉛筆下絵)
使用する水彩紙はアルシュの荒目(ブロック)です。470×335㎜と比較的大きな作品なので、目が荒い方が迫力が出ると思いました
水張りしました。
アルシュのブロックは(側面が)しっかりと糊付けされていて波打ち(紙が水気を含むとデコボコになること)はあまりしませんが、じっくりと描くにはやはり限界があるようです。紙の裏に刷毛で水を塗り、水張り用紙テープで木製パネルに貼り付けました。
鉛筆下絵
僕はこの段階が好きです。どんな構図にしようか・・、どこをにじませようか・・、この箇所を濃く塗ろう、などとイメージを膨らませながら鉛筆で線を描いています。構図に関しては、素材が素晴らしいので殆どいじりませんでした。
アルシュの荒目はかなりザラザラしているので、ちょっと描きにくい
ごめんなさい!今日はここまでしか出来ませんでした。次回その2
(塗り始め)は2,3日後にUPいたします。
→つづき(その2へ)
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