水彩で水あそび (陶芸茶碗を描く第2弾)
今週の水彩教室は陶芸茶碗(写真)を描いてもらっています。2年前にも教室の課題にしましたが、殆どの方が器をそのまま描写しようしていました。その結果水を生かした表情があまり出ず、成果はいま一つでした。
釉薬が溶け出し流れたような表情は言わば自然の力で生成されたものです。水彩も同様で人為的な力が入り過ぎると、水彩の面白い表情が消えてしまいます。そこで今回は次のようなポイントを伝え授業を進めました。
1 水遊びのつもりで気楽に描く(写真の通りに描こうとせず、水に任せる気持ちで)
2 様々な水彩アクションを試みる(滲ませる・塩を蒔く・ぼかす・スパッタリング・筆で色を拭き取る・など)
3 面白い表情が出来たらそこで休憩する(休まずに彩色していると、色同士が混ざり最後にはどんよりした表情になってしまう)
以上の3つです。
下の写真は教室で実演したものです。

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使った技法=画面濡らし(部分)・滲み・ぼかし・水落とし・乾燥・重色

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使った技法=画面濡らし(部分)・滲み・ぼかし・塩ふり・乾燥・重色

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使った技法=画面濡らし(部分)・滲み・ぼかし・荒塩ふり・水落とし・乾燥・重色

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使った技法=画面濡らし(部分)・滲み・ぼかし・水落とし・乾燥

水彩画を描いているといつの間にか慎重になり過ぎることがあります。大らかな気持ちを取り戻すにはとても有効だと思います。短時間で出来るので良かったらお試しください。

↓以前に描いた陶芸茶碗(第1弾)です。
http://suisai1.exblog.jp/20848692/
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by suisai1 | 2016-01-29 16:06 | 水彩技法・描き方

水彩画家 福井良佑がつづる水彩雑記(水彩&スケッチの描き方・楽しみ方/季節の風景・日記) リンクフリーです                             since11・25・2005        
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