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特別水彩教室 2016秋冬 第3回
キレイな色で描く
(この講座は2016年10月12日に開講しました)

実物の色と透明水彩の色とは天と地ほどの違いがあると言っても過言ではありません。実物の色に囚われず、ある程度自由に色を楽しむことで、透明水彩らしい軽やかな色合いになっていきます。

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鎌倉・浄智寺の灯篭
境内に うっかりすると見過ごしてしまいそうな灰色の灯篭がありました。しかしよく見ると苔が微かに生え、石自体の色もピンクやブルーなどキレイな色が点在していました。それを少しオーバーに捉えて着彩しました。


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鎌倉・浄明寺の石庭飛び石
講座の当日はカラフルなモチーフは避けて、敢えて地味な物を選びました。この飛び石も然りです。でも地味な中にも微かながら多彩な色合いが必ず在るものです。また石の並びにリズミカルな感じがあり、とても楽しく描くことができました。


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ドイツ・ハイデルベルグの塔
基の写真は ほぼ逆光で、陰影の部分は黒ずみ、色めいたものがありませんでした。しかし陰影をその通りの色で描いたらどうでしょう、恐らく描く人もその絵を見る人も楽しさは半減するでしょう。陰影の中にも必ず様々な色が在ります。


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べナック・エ・カズナックの家(フランス南西部)
透明水彩が上手く描けない理由の一つとして、色を重ねすぎることが挙げられます。実物の色を追求するあまり、つい過度な重色をし 最後には斑の多い重苦しい絵になってしまいます。例え実物そっくりの色に描けたとしても、果たしてどれだけの意味があるでしょう ・ ・。


★福井良佑の特別水彩画教室のページへ
by suisai1 | 2016-12-02 10:25 | 水彩技法・描き方

水彩画家 福井良佑がつづる水彩雑記(水彩&スケッチの描き方・楽しみ方/季節の風景・日記) リンクフリーです                             since11・25・2005        
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第1章水彩画を描く前の心得
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第3章手順のヒント
第4章樹木と水面について
第5章絵づくりを楽しむ
大型本(B5版) 128ページ  2160円




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